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Column珪藻土にカビ!カビ対策で珪藻土にしたのに何故?失敗しない選び方教えます。

珪藻土の塗り壁は自然素材なので、アトピーの方やぜんそくの方、健康を重視されている方々から好評を頂いて

最近とても多くなってきています。

また最近は塗り壁だけではなく、コースター、バスマット、冷蔵の脱臭用、水切りマット等色々と使われています。

 

とてもメリットが多くて使い勝手がよい珪藻土の塗り壁ですが、使い方や選び方を間違うとカビが生えてきてしまいます。

こんなはずでは無かったのにと後悔する前に、どのように選べばよいのかについてご紹介します。

 

珪藻土にカビ!なんでカビが生えるの?カビの原因はなに?

自然素材の珪藻土は、1ミリの千分の1くらいの孔が無数空いており、さらにその孔の中にもまた孔が空いています。

この孔の大きさが、だいたい20~50ナノメートル位でこの孔の大きさが湿気を吸ったり吐いたり出来る孔と言われています。

部屋の湿気を吸ってくれて、お部屋の湿度が下がると壁や天井から放湿してまるで天然のエアコンのような役目をします。

こんな素晴らしいのに何故カビが生える珪藻土の塗り壁があるのでしょうか?

 

カビが生える条件

下記の条件をいくつか変えればカビにくくなります。
1、空気が必要。
地球上ではカビは生える可能性があります。
空気を無くしたら我々も危険なのでこれは無くせません。

2、栄養分が必要。
食品の食べカス、ホコリ、汚れ、ダニ、クロスののり
塗り壁材ののり分が栄養分になります。

生活していると食べ物だったり、石鹸カスだったりでるのでこれもなくせません。
クロスのりや塗り壁ののりをなくしたら剥がれてしまうのでこれも出来ません。

防カビ剤の入った製品もありますが大半は身体に害のある防カビ剤が使われています。

 

3、気温20~30度。
日本の夏は気温が高い、最近は冬でも気密性がよくなりお部屋の温度が高くなり
窓が結露したりしているとカビが発生しやすくなります。
25~30度ぐらいが最も生育に最適です。
お部屋の温度調整は出来るがこれだけでカビの発生は抑えきれません。

4、湿度が高い。
日本は湿度が高く、また結露等で湿度が上がります。
カビの種類にもよりますが、70%以上の湿度だとカビは生えやすく、
湿度60%ぐらいから活発に活動して80%以上の湿度だと一気に繁殖します。

 

5、カビは中性を好み、アルカリ性を嫌う。
昔の土壁は中性が多くカビていたのでしっくいを上に塗ってカビを防いでいたが、それでもカビは発生していました。
アルカリ性の塗り壁材を選べばカビにくくなりますがアルカリ性だけではカビます。

 

6、湿気が多い場所を好み、乾燥を嫌う。
湿度を60%以下に下げる。
カビ菌は湿度が60%以下になると繁殖しにくくなります。
窓を開けて換気する事が大切ですが、外気の湿度が高いときは逆効果になるので
晴れて湿度の低いときに窓を開けて換気をし湿度がこもらないようにして下さい。
花粉症の方や、PM25、黄砂、雨の日などは、除湿器、エアコンのドライ機能、
換気扇を回す(外気の湿度が高い日は逆効果)といった方法が湿度を下げるのには
効果的です。

珪藻土を施工すればお部屋の湿度は40%~70%になり、とても快適な空間になったが、
その珪藻土自体が1年~3年経って飽和してしまい珪藻土自体にカビが生えてしまうという事が大問題となっている。
珪藻土はたくさん出回っているが、湿気を吸うだけのものもあるので、
珪藻土が湿気を吸って、放出出来る本物の珪藻土を選べばカビにくくなります。
(但し、どんなに機能があっても中性ではカビます)
お部屋の湿度を珪藻土で湿度コントロールしてカビにくくする事は出来ます。
この考え方はとてもよかったがも湿気を吸った珪藻土がカビてしまうので大問題になった。

珪藻土にカビを生やさせない為には! 失敗しない珪藻土の選び方。

メーカーやカタログから下記の項目をチェックして下さい。

車や電化製品を買う時も性能ってチェックしますよね。

それと同じで珪藻土でカビさせたくなければ必ずチェックして下さい。

 

①アルカリ性の珪藻土を選んで下さい。

水回りには使えませんという製品は中性が多いのでカビる心配があります。

そもそも珪藻土だけだと中性なので、

珪藻土としっくいを混ぜ合わせた製品であればアルカリ性になっているので

このような製品を選んで下さい。

②吸放湿機能の高い製品を選ぶ。(湿気をすったり吐いたりする力の事)

この数値が出ていない製品はほとんど機能がないかもしれません。

吸放湿量が150g/㎡~250g/㎡ぐらいの製品がお部屋にも人にも最適です。

250g/㎡以上あるものだとお部屋が乾燥しすぎてしまうことがあります。

数値が小さいのは絶対にダメですが、数値が大きければよいというものではありません。

 

③体積が大きいものを選ぶ。

珪藻土にカビをはやさせたくないなら、薄塗材は体積が小さく飽和しやすいので

体積の大きいこてで塗る厚塗り材を選びましょう。

 

体積=面積×厚さ、なのである程度厚く塗れる製品を選んで下さい。

 

カロタグからその製品のひと袋の重さ、例えば1袋8.0kg入りで施工面積6.6㎡だとすると

8÷6.6=1.2となり、1㎡で1.2kgの材料を使うことになります。

材料代は安いほうがいいよと思われますが、カビてしまったら逆に高くつきます。

1㎡で1.5kgの材料を使う製品を選んで下さい。

 

まとめ|珪藻土にカビをはやさなくするには!

珪藻土はすべて同じではありません。

珪藻土でもカビやすい製品とカビにくい製品とあります。

事前ににチェック項目を確認してカビのない快適空間で暮らして下さい。

 

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